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【『ノモンハン : 見下ろす神、地を這う神』 第百十三回】 [ノモンハン考]

☆数日前の産経新聞に、ノモンハン事件についての記事が載ったので転載する。

     《露、大戦の歴史見直しを拒否 「無謬の戦勝国」史観 (2009.8.27 22:50)》

 < 【モスクワ=遠藤良介】ロシアが近隣諸国による第二次大戦の歴史見直し機運に強く反発している。1939年に日本の関東軍とソ連軍が衝突したノモンハン事件について、メドベージェフ大統領は「この勝利の本質を変える捏造(ねつぞう)は容認されない」と強調。欧州での独ソ戦(41~45年)をめぐっても、ソ連をナチス・ドイツと並ぶ「占領者」とみる東欧・バルト諸国と対立を深めている。「欧州の解放者」を自負するロシアは、「無謬の戦勝国」というスターリン史観を国際的影響力のテコとし続けたい思惑だ。
 メドベージェフ大統領は26日、モンゴルの首都ウランバートルで行われた、ノモンハン事件の70周年行事に出席。モンゴルのエルベグドルジ大統領とともにノモンハン事件での司令官、ジューコフ将軍の記念碑に献花した。
 モンゴルでは同事件について「(モンゴルは)日ソ両国の犠牲になった」とする解釈も出ているが、メドベージェフ大統領は事件を日本に対する「(ソ連、モンゴル)共通の勝利」と位置づけ、同じ歴史認識に基づいて友好関係を築くことを訴えた。
 メドベージェフ氏はまた、「(戦闘で)関東軍は壊滅的打撃を受けた」とし、事件は「対ソ開戦しないとの日本の決定に影響を与えた」と指摘。これを受けて「(ソ連は)41年に極東からモスクワに大戦力を移動できた」と述べ、ノモンハン事件での勝利が西部での対独戦勝利につながったとの考えも示した。
 独ソ戦をめぐっては23日、両国が東欧・バルト諸国の勢力圏分割を約した秘密議定書「モロトフ・リッベントロップ協定」も締結70年を迎え、その評価をめぐる議論が再燃している。
 戦後のソ連支配を「新たな占領」とみる東欧・バルト諸国では、「協定はナチス・ドイツのポーランド攻撃を可能にし、第二次大戦の原因となった」との認識が主流だ。23日にはバルト三国首脳が「20世紀の2つの全体主義(ナチスとソ連)についての誠実な評価」を欧州連合(EU)に求める宣言に署名した。
 他方、ロシアでは、特務機関の対外情報局(SVR)が「協定は当時の状況において可能な唯一の防衛策だった」との公式見解を発表。当時の英国やフランスがソ連との対独共闘を渋ったことにその責任を帰した。
 ロシアは今年5月、治安・特務系省庁の代表者らを中心とする大統領直属の「反歴史捏造委員会」を創設し、国内外の非官製史観を封じる意思を鮮明にしている。   >

 このような「大雑把な地図^^;」が記事に付されていた。

     産経記事のノモンハン地図.jpg


   ◇

 ・・・ロシアも相変らずですな。

 あんたらの前身であるソビエト連邦の機密文書の数々から、あんたらが、関東軍に倍する壊滅的打撃を受けていた事実が明らかにされたんだぞ。

 もっとも、それはノモンハン事件当時の「事実」でもあった。

 だからこそ、70年前のノモンハン事件の停戦交渉で、東郷茂徳駐ソ大使(後に外務大臣)は、ロシア側相手に、有利に交渉を進められたのだよ。

 その後、日本のメディアにおいても、ノモンハン事件は歪められていったのだが・・・。

   ◇

 また、同内容の記事が、時事通信でも出されているが、その中にこのような一文があった。

     >>『ノモンハン事件(ロシア側呼称「ハルハ河事件」)』

 ロシアでも、「○○事件」扱いなのであろうか?

 外蒙古では、「ハルヒンゴール(ハルハ河戦争)」と呼ばれている。

                                                            (2009/08/31)
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